過去の総会
斎田俊明先生信州大学名誉教授 ある程度の期間、皮膚科医として仕事をした者であれば、おそらくメラノーマを誤診した苦い経験があるものと思います。メラノーマは臨床、ダーモスコピー、病理組織のいずれにおいても鑑別がとても難しい疾 …
鶴田 弾正少弼 大輔 先生大阪市立大皮膚科 物事を3つの言葉で表すと頭が整理しやすいとは良く言われることである。例えば大学の責務は「教育・臨床・研究」である。皮膚科医が見逃しやすい疾患3つは「ピルツ・シフィリス・スカビ …
安齋 兵衛尉正成 眞一 先生日本医科大学武蔵小杉病院皮膚科 「皮膚病理をみられるようになるにはどうしたら良いですか?」とよく聞かれますが、正直私自身さほどみられるとは思っていないので、「わかりません」と答えるしかありま …
山元 紹運将門 修鳥取大学皮膚科 1. 病理嫌い 今を去ること4半世紀前、医学進学課程から晴れて医学科に進級して最初の難関は病理学でした。膨大な数の疾患の病態病理を、臨床も知らぬまま学ばなければならず、さらに病理組織 …
三砂 新平 範幸 先生佐賀大学皮膚科 皮膚病理とは、全く関係のない話です。すみません。今年の4月に佐賀市で開催された佐賀桜マラソンに、人生初のフルマラソンに挑戦しました。しかし、私のフルマラソン初挑戦は、敢え無く、撃沈 …
高田 実 先生岡田整形外科・皮膚科 私が皮膚病理を始めたのは卒後4年目のことで、ハーバード大学のミーム教授のもとに短期留学する機会を得たことがきっかけでした。実は、その頃は特に皮膚病理学に興味があった訳ではなく、何でも …
田中 勝 先生東京女子医大東医療センター皮膚科教授 はじめに 私は,自分を皮膚病理医と呼ぶのはおこがましいので,皮膚病理が好きな皮膚科医ぐらいだと思っています.皮膚病理医と呼ぶにはやはりそれなりの専門施設で高いレベルの研 …
清水宏先生北海道大学皮膚科教授 私は医学部の学生時代、顕微鏡が本当に嫌いだった。神経解剖実習の時、嫌というほど病理スライドを顕微鏡で見せられ、訳もわからずスケッチをとらされたら、本当に頭が痛くなって吐き気がした。 医 …
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