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石河 晃(東邦大皮膚科) 多クローン性形質細胞の増殖性疾患として皮膚形質細胞増多症が本邦を中心に報告されていますが、白人症例は皆無に近く、国際的に広く認知されているとは言い難いところがあります。臨床症状は特徴的であり、 …
石河 晃(東邦大皮膚科) 腎性全身性線維症(Nephrogenic systemic fibrosis; NSF)は腎不全患者さんに生じる四肢、体幹の皮膚の肥厚、硬化、関節拘縮、肺・肝臓・筋・心臓などの多臓器が侵される …
田中 勝 先生東京女子医大東医療センター皮膚科教授 はじめに 私は,自分を皮膚病理医と呼ぶのはおこがましいので,皮膚病理が好きな皮膚科医ぐらいだと思っています.皮膚病理医と呼ぶにはやはりそれなりの専門施設で高いレベルの研 …
清水宏先生北海道大学皮膚科教授 私は医学部の学生時代、顕微鏡が本当に嫌いだった。神経解剖実習の時、嫌というほど病理スライドを顕微鏡で見せられ、訳もわからずスケッチをとらされたら、本当に頭が痛くなって吐き気がした。 医 …
山元 修(鳥取大皮膚科) 「人喰い」に興味があります。というと、昔のG・ヤコペッティ(年配の方なら「モア」という曲といえばおわかりになるかも)やG・A・ロメロ(ゾンビです)の世界か、と言われそうですが、病理組織学におけ …
安齋眞一(日本医大武蔵小杉病院皮膚科) 汗孔癌(Porocarcinoma)とは、良性腫瘍である汗孔腫(Poroma)を良性のcounterpartとする悪性腫瘍であり、その予後は、有棘細胞癌よりも悪いとされています。 …
鶴田大輔(大阪市大皮膚科) 古くから免疫組織化学および酵素組織化学などにより、目的タンパク質の組織での局在推定が可能となり、皮膚科学における診断法・研究法が格段に進歩し現在に至ることは論を俟ちません。近年mR …
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